このホームページは百パーセント、私の趣味で構成されている。
私の趣味は瞑想とヒーリングと小説執筆だ。
小説執筆はまだいいとして、瞑想とヒーリングというマイナーかつ怪しい趣味、これを公衆の面前に開陳するにあたっては、いまだ大きな抵抗を感じざるを得ない。
しかし好きなものは好きなので、どうしてもこの話題について語り続けざるを得ない。
自分の考えていることや好きなことをオープンにしないと、精神的、肉体的に不健康の原因になると言われている。
また、人目を気にしながらでも、自分の好きなことについて語ることは、メンタル、フィジカル双方の健康に良い影響を与えると言われている。
なので、私は結構、人目を気にするタイプではあるが、日々こうして自分の好きなものに関するブログを更新している。
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瞑想やヒーリングというものは、何か外的なものを介さず、ダイレクトに自分の内面世界にアプローチし、そこに何かしらの変化を起こそうとする行為である。それは心のボディビルディングだ。
ボディビルディングがそうであるように、瞑想やヒーリングにはさまざまな理論やメソッドがあり、その研究と実践は強くマニアの心を惹きつけるものを持っている。
ボディビルであれば筋トレするごとに肉体が美しくなっていく。瞑想やヒーリングであれば、それをやるほどに、自分の心がいい感じに変化していく。
心というものは、非常に柔軟なもので、肉体的なものよりも素早く、大きな幅で変化することができる。しかもその変化スピードは、訓練を積むごとにだんだん加速していく。
通常、心の状態を向上させる行為、すなわち自己啓発的行動は、何らかの外的行為を伴う。
それは何かの運動や、仕事を、意識的に行うという行為の中で、自分の心の状態を向上させていく。
瞑想やヒーリングは、そのような外的なアクションを伴わず、ダイレクトに自分の心を向上させようとする。それは外的な物理的アクションを伴わないため、常に、現実生活から遊離する危険性を伴っている。だが心の中をじかに触ることができるために、その変容力は極めて大きいというメリットを持っている。
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しかしそれにしても『心の状態を向上させる』とは、そもそも何を意味しているのだろう。
また、心の状態を向上させることが本当に可能だとして、その目的はなんなのだろうか？
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簡単に言えば、心の状態が上のとき、安定性、目的意識、幸福感、豊かな感覚、安心感、楽しさ、こういった主観的感覚が感じられる。
心の状態が下のとき、不安定感、五里霧中感、不幸感、欠乏感、不安、つまらなさ、などなどといった主観的感覚が感じられる。
通常、このような主観的感覚は、なんらかの物理的状態に依存しているように思われている。これこれの条件があるとき、幸福感が感じられる、というように。
だが瞑想やヒーリングは、外的条件に関わらず、上に列挙した、ポジティブな主観的感覚を心の中に無条件に増やす力を持っている。
これはとてつもなく凄いことであり、ありとあらゆることを変えるポテンシャルを持っている。
それは無から有を創造するようなものであり、エネルギー保存の法則に反していることのようにも感じられる。
通常、人間の心の中には、「感情保存の法則」とでも呼ばれるものが働いている。
Aさんが、Bさんから、ネガティブな感情を五千ポイント受け取ったとする。
通常、Aさんは、その感情を、何らかの方法で外に向けて発散しない限り、自分の中に抱え続ける。
よって、人の世の中では、ネガティブな感情が常にキャッチボールのようにやり取りされることになる。
人から人へ、怒りや攻撃が、バケツリレーのように受け渡されていく。
ここで、このネガティブな感情のバケツリレーの渦中に、瞑想・ヒーリング力を持った人間を放り込んでみよう。
その人間は、特殊なメンタルテクニックにより、受け渡されたネガティブな感情を、速やかに昇華、消滅させる力を持っている。
そのような人間がネガティブな感情のバケツリレーの中に一人いるだけで、そのフィールドからはネガティブな感情のエネルギーが徐々に薄らいでいくことになる。
また、瞑想・ヒーリング力を持った人間は、無からポジティブな感情を作り出すことができる。またそれを人に向けて送り出すことができる。
それにより先ほどまでネガティブな感情が受け渡しされていたバケツリレーの中に、少しずつ、ポジティブな感情を送り出していくことができる。
これにより、やがてそのバケツリレーのバケツの中は、苦しい重たい感情ではなく、それを持っていて気持ちいい、プラスの感情によって満たされる事になる。そしてそのリレーに参加している人々は、そういったプラスのものを受け取り、また人に渡すようになる。
そのようないい感じのバケツリレーを将来、この地球上に作り上げること、そのために自分の心を上向きに調整していくこと。
これが瞑想やヒーリングによって、心の状態を向上させる目的の一つである。
