創造とヒーリング

真の創造を行うためにはまず心のヒーリングが必要である。

真の創造とは、いまだこの世に存在していない何かを自由に創造することであるが、それを行うには過去のパターンから心を解放する必要がある。

過去のパターンから心を解放すること、それがヒーリングである。

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心が癒やされれば、心は防御壁を下し、虚空に対して、あるいは無限の光に対して自らを開けるようになる。そのすべてと繋がった空白の中で、奇跡のように心の中に未知のパターンが刻み込まれる。それが新たな創造の種となる。その種は磁力を発し、必要なものを自らに引き寄せ、やがて目に見える形を取ってこの世に顕現する。

一方、癒やされていない心は常に何かと戦っており、自分の中に閉じているために、新しいアイデアの種を不思議にも与えてくれるワンネス意識と繋がることは難しい。存在の全体と繋がることができぬ閉じた心によって生み出される創造物は、過去のこだまのごとき縮小再生産に留まる。

ちなみにここで『創造』という言葉で指し示しているものは、何かの物品かもしれないし、何かのコンテンツかもしれないし、何かの企画やプロジェクトかもしれない。あるいはそれは、新たな人間関係かもしれないし、自分の人生の新たなありようかもしれない。あるいはそれはかつて想像したことのない色鮮やかで新鮮な自分自身のことかもしれない。

Alexandr IvanovによるPixabayからの画像

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なんにせよ、何か新しいものを生み出したいのであれば、そして自分の人生を真に新しくしたいのであれば、心をヒーリングする必要がある。それなしでは、たとえ何か見かけが新奇なものを作ったとしても、そして人生の見かけが変わったとしても、その根底に流れているテーマとパターンは旧来のものと何も変わることがないだろう。

しかし心を癒やし始めれば、過去に由来する古いパターンは速やかに、不可逆的に消滅していく。そして古いパターンが形作っていた心の壁は薄くなり、やがて心は全体と繋がり始める。

全体と繋がった心は、その広大な虚空の光から新たなパターンをダウンロードする。ダウンロードされた新たなパターンは心の中に根付き、そこで成長を始め、やがて心の外にかつて見たことのない新たなものを生み出していく。