あらすじ
私は自分の人生を変えるために、いろんな本を読んで、いろいろやり始めた。
本文
2008年か2009年ぐらいのことである。私は「奇跡のコース」のワークブックをひたすらやっていた。ひたすら瞑想したり、なんとなくできるようになったヒーリングで自らを癒すなどの作業を続けていた。
そのうち、心に空いたスペースが出来てきたためか、何か新しいことを始めたくなった。
バシャールという人の本には、「ワクワクすることをするのが大事だ」と書かれていた。
私もワクワクすることがしてみたい。
だがワクワクすることとはなんだろうか?
なんだっけなー。
私は何がしたかったのだろう。
考えてみても、頭の中は靄がかかったように霞んでいる。
いろんな夢、計画、したいこと、そういったものが沢山あったように思う。
その中のいくつかはもしかしたら、目が覚めたら消えてしまう、明け方に見ていた夢のようなものだったかもしれない。
そういった幻のような夢の奥に、それとは違う、何か本当に自分がやりたかったことが眠っているかもしれない。
まずは、ワクワクすること、それが何なのかを探すためのワークをする必要がある。
そのワークをするための本を探す必要がある。必要なことはなんでも本に書いてあるのだから。
というわけで私はネットで必要な本を探し、アマゾンに注文した。
ソース~あなたの人生の源は、ワクワクすることにある。
この本に書いてあるワークをすることで、自分を変化させてくれる、自分を前に進めさせてくれる、自分の情熱の源、つまりソースを、発見することができる。
ソースは一つとは限らない。
自分がワクワクすること。それをやると自然と情熱が湧いてくること。自分を継続的に変化、成長させてくれること。
そういった行為は人生の中に沢山ある。
それは、やると、自分が深く変わってしまう行為だ。
ときに人は変化をを恐れる。だから、そういった行為をすることから、自らを遠ざけてしまうことがある。
でも本当は、それをやり、変化し、成長するために生まれてきたのだ。
それがやりたくて生まれてきたのだ。
だから、自分の深い部分が、今ここで、やることを深く望んでいること。それを見つけ、実際にやらねばならない。
そうすることで、自分は、自分の深みへと、本質へと近づいていくことができる。
私は注意深く、この本に書かれているワークを実行した。
その結果、自分が本当にやりたいことがわかった。
自分が本当にやりたいこと。
何よりも心から深くやりたいと望んでいること。
それは街で魅力的な女性に声をかけることであった。