今日はメタトロワークに出てくる用語の解説をしながら、メタトロボールの性質について語ってみます。
メタトロニック・インナーワークで使われる基本アイテム、メタトロボールは、インナーワークのためのマインドツールの一つである。
インナーワーク、すなわち内なる作業とは、自分の思考と感情を変えるために、心の中で行う作業のことである。
自分の人生は、自分の思考と感情が作っている。自分の思考と感情を変えることで、人生に変化を起こすことができる。
夢は信じれば叶う。これは本当のことだ。
だが、『夢を信じる』とは、具体的には、どのような行為を意味しているのだろうか?
夢とは、特定の思考と感情と心的イメージが組み合わさってできた、心の中の構造物である。『夢を信じる』とは、心の中に、そのような構造物を組み上げ、その存在を心の中に保持するということを意味している。
思考と感情と心的イメージを心の中で自在に操作することができれば、望みの夢を心の中に組み上げ、しっかりと保持することができるようになる。それによって、実際にその夢を自分の人生に現実化することが可能になる。
そのような目的のために、自分の思考と感情と心的イメージを操作しようとする内なる作業をインナーワークと言う。
心の外側に変化を起こすための物理的作業、たとえば穴掘りや道路工事は、シャベルやスコップなどの、そのために作られた専用の道具があると、効率よく行うことができる。同様に、心の中での作業も、そのために作られた専用の道具、すなわちマインドツールがあると、効率よく行うことができる。
インナーワークを効率よく行うためのマインドツール、それがメタトロボールである。
以下に、メタトロボールの性質を列挙する。
- メタトロボールは内部に様々な心的イメージを保持することができる。
- メタトロボールは内部の心的イメージをリファインすることができる。
- メタトロボールは光を集めることができる。また自己発光することができる。
- メタトロボールは、不必要な心的エネルギーを吸収し、浄化することができる。
- メタトロボールは時間と空間を超える性質を持っている。
- メタトロボールは、自身の再帰的なコピーを持つことができる。
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たとえば、メタトロワーカー(メタトロニック・インナーワーク実践者)の目の前にバレーボール大の大きさで浮かび、その中にメタトロワーカーの肉体イメージを持つとともに、メタトロワーカーの等身大の大きさになって、メタトロワーカーの肉体を包むというようなことができる。
- 参考イメージ
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- メタトロボールは、さまざまな事物のフリークエンシー、すなわち心的エネルギーの周波数を集めることができる。
- メタトロボールは、心の内と外をシームレスに繋げるインターフェイスの機能を持つ。
- メタトロボールはいくつか集まって幾何学図形を形成し、操作可能な、心理空間の地図を形作ることができる。
このようなメタトロボールの性質を、この後に紹介するインナーワークの中で、実際に体感していってもらえればと思っています。
あ、ちなみにメタトロニック・インナーワークの、『メタトロニック』とは、『メタトロン的』という意味です。メタトロンとは、とある天使の名前です。ですから、メタトロニック・インナーワークとは、『メタトロン的な内的作業』、といった意味になります。
簡単に実践できて、様々なことによく効く瞑想システムとして、メタトロニック・インナーワークを少しずつ作り上げていきたいと思っています。