メタトロニック・インナーワークのススメ　その２．練習課題『寝起きを改善する』

メタトロニック・インナーワーク（以下、略してメタトロワークと記す）は、瞑想の一種であり、精神力、集中力向上のためのイメージトレーニングであり、生活に明晰さをもたらし仕事力を向上させるライフハックの一種であり、創造力向上術の一種であり、心と体のヒーリングのためのテクニックでもある。

とにかくいろいろなことの役に立つものであるが、まずは日常の細かな、それでいて大事なことを改善するイメージトレーニングとして、メタトロワークを使ってみよう。

というわけで、今日のメタトロワークの練習課題は、『寝起きを改善する』である。

やりかた

• 数分、このワークのための時間をとる。目を閉じても、開けたままでもよいので、想像に適した姿勢をとる。
• 目の前に透明なボールがあることを想像する。ボールは手で持ってもいいし、顔の前あたりに浮かんでいてもいい。
• ボールの中に、『寝起きの自分』のイメージが入っていることを想像する。
• イメージを想像しながら、寝起きの感覚を思い出して感じてみる。
  • ボールの中の自分を見ているうちに、もしかしたら、いつの間にか自分がボールの中に入っており、寝起きの自分と一体化したような想像をするかもしれない。そして主観的に寝起きの状態を感じるかもしれない。あるいはボールの外から客観的に寝起きの自分を眺め続けるかもしれない。どちらでもいいので、好きなように、寝起きの自分を想像し、感覚を感じる。
• 次に、上の方に太陽が浮かんでいることを想像する。その太陽から美しい光が下の方に放射されているのを想像する。その光がボールの中に流れ込んでいくのを想像し、その感覚を感じる。
  • この太陽の光は、非常に透明で、どのような場所にでも何の抵抗もなく流れ込んでいく性質を持っている。もし寝起きのシチュエーションがとても重苦しい物であっても、そのシチュエーションの奥深くにまで流れ込んでいき、そのシチュエーションのイメージ、雰囲気、感覚、手触りを変えていく力を持っている。（光のイメージ映像です）
• 好きなだけボールの中に光が流れこんでいく想像を続け、飽きてきたり、もういいかなと思ったら、このワークを終える。