人間はいくつものパーツによって構成されている。
ここでは瞑想的、ヒーリング的、スピリチュアル的な世界観から見た、人間の構成要素について説明する。
(↑意識レベル高)
スピリット(霊)
ソウル(魂)
ハイヤーセルフ(高位我)
パーソナリティ(人格)
(↓意識レベル低)
こんな感じのいくつものレイヤーによって人間は構成されている。
(ハイヤーセルフに高位我という訳を当てていますが、これはフロイトの超自我とは、かなりかけ離れている概念であり、字面は似ていますが、ほぼ関係ないものです)
(また、スピリットには、霊という字を当ててますが、これはいわるゆる幽霊=Ghostとは全く違うものです。仏教の空とか、そういったものに近いです)
パーソナリティは、さらにいくつかのレイヤーに分かれる。
エーテル体
思考体
感情体
肉体
エーテル体は、その下の三つのレイヤーをその中に含んで統一しているレイヤーである。エーテル体には以下の七つのエネルギー・センターがある。
ヘッドセンター(第七チャクラ)頭頂部にある。
サードアイ・センター(第六チャクラ)眉間にある。いわゆる第三の目。
スロート・センター(第五チャクラ)喉にある。
ハート・センター(第四チャクラ)胸にある。
ソーラープレクサス・センター(第三チャクラ)みぞおちにある。
仙骨センター(第二チャクラ)下腹部にある。
脊柱基底センター(第一チャクラ)胴体の一番下にある。
人間のパーソナリティとは、七つの主要なパーツによって構成された複雑なアナログ・シンセサイザーのようなものである。
それはどこかから入力されたシグナルにによって音を奏でる。
問題は、どこからの入力によって音を奏でるのかということだ。
楽器としてのパーソナリティへの、入力回路は大きく分けて二つある。
外界(外部環境、他人、社会)
内界(ソウル、ハイヤーセルフ、スピリット)
外界から入力される刺激に反応して音を鳴らすこともできる。
内界から入力されるシグナルに反応して音を響かせることもできる。
前者でパーソナリティは無意味なノイズを発し、後者では自分というシステム全体が本来鳴らすことを望んでいる音を鳴らすことができる。
パーソナリティというシンセサイザーと、ハイヤーセルフ/ソウルという演奏者を、太いMIDIケーブルによって繋ぐこと。それが霊的目覚め、スピリチュアル・アウェイクニングである。
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前回の文章では、「生きづらさ」を消滅させるには、パーソナリティの三つの下位エネルギー・センターを開くことが大事だと書いた。
そのための具体的な方法はというと、結局は、『ハイヤーセルフやソウルといった、自分の内側に存在する、自分の本質と繋がるべし』ということになる。
下の方のセンターを直接、活性化、浄化、開放しようとするワークは、一応いくつも存在している。
だがそのどれもが、ある程度の危険性を孕んでいる。
特にクンダリニー・ヨガ的な、特定のセンターに呼吸法によってエネルギーを集めようとするようなワークの危険性は極めて大である。(ただしそのようなワークをやることにワクワク感があるとき、それはハイヤーセルフの監督下にあるワークなので、直感に任せてどんどんやるといいと思う)
特定のセンターに、呼吸によってエネルギーを集めるワーク、それは言うなれば、アナログシンセサイザーの一部のパーツに、とりあえず大電流を流してみようとすることに等しい。
下の方のエネルギー・センターの調子が良くなれば、生きづらさは低減していくことは確かであるが、それはシステムの全体のバランスとともに、ゆっくりと整えられていく必要がある。
人間というシステムはとんでもなく複雑なものだ。回路のこの部分に、全体のバランスを無視して大電流を流してみよう、などということでは、せいぜい一時的に面白い変化が生じるだけであり、継続的な、建設的な変容を続けていくことは難しい。
継続的な、建設的な、システムのアップグレードをするには、システム全体の回路を理解している存在に、その作業を頼む必要がある。
その作業は、システムの一部しか目に見えていない、このパーソナリティだけの力によって行うことはできない。
その作業は、どうしても、ハイヤーセルフやソウルといった、己の中の、高い部分の力を借りる必要がある。
かといって、ハイヤーセルフやソウルといった、高次元の意識のみでは、この三次元物理世界では、何を成すこともできない。なぜならこの三次元空間において、この場に物理的な変化を起こすことができるのは、この肉体を持ったパーソナリティだけだからである。
よってこのパーソナリティ、日常的な人格と、高次元の意識、ソウルやハイヤーセルフが、緊密に協力し、このシステム全体をアップデートしていく必要がある。
その過程で下位センターには適切な調整が与えられ、生きづらさは無くなっていく。それは生きやすさに変わり、強い喜びと生きている嬉しさに変わっていく。
ではどのようにして、このパーソナリティと、高次元の意識を結びつけていけばいいのだろうか。
そのための具体的なワークは、果たしてどういったものがあるのだろうか。
一般論としてあげられるのが、ワクワクすることをせよ、ということである。
http://fmtbank.seesaa.net/article/452083652.html
私の好きなブログのこの記事にも同様のことが書かれている。
自分の好きなことを探すべし、と。
これはすべての基本であり、とにかく自分の好きなことをなんとかして見つけて、それを追っていかなければならない。
というような、基本は基本としておいておくとして、それ以外の、もっと何か、簡単で画期的な方法はないだろうか。
それはすでに、多くの人が、多くの効率的な方法を、さまざまなワークとして提示している。
ネットで探せば、目覚め、アウェイクニングのための適切で、画期的なワークがいくつも見つかるだろう。
ではこのホームページが提示できる、このホームページオリジナルの、意識の目覚めのための、何か画期的なコンテンツはないのだろうか?
もちろんある。
ここで突然、私事になるが、二千年代前半、『NHKにようこそ!』という小説を書いた直後、私はあるプロジェクトを立ち上げた。
それは『読むだけで高次元な意識が目覚める小説を書くぞ』というプロジェクトであった。
そのプロジェクトは何度も何度も何度も頓挫した。
だが、それから十何年も経って、それはようやく形になってきた。それが光の小説プロジェクトである。このホームページでは当面、第3章までの公開となるが、その部分まででも効果があるようデザインして作られている。