難易度:2 所要時間:5分 効果:悟りへと繋がるアイデアが閃きやすくなる

「求めよ、されば与えられん」とはよく言ったもので、真剣に求めたものは必ず与えられます。では、「真剣に求める」とはどういうことでしょうか? それはまず、ただ率直に、『これが欲しい』と心の中で意思表明することです。そのように心の中で表明することで、その求めに対して、何らかのレスポンスが与えられます。それは日常の中でのふとした閃きかもしれません。例えば『なんとなくこの本を読んでみたい』というような。そして、そんな閃きや直感が与えられたなら、それに従って行動することで(この場合ならその本をアマゾンで買って読むことで)『これが欲しい』と自分が求めたものへ、だんだん近づいていくことができます。そしていずれ、それをゲットすることができます。

今回のメタトロワークでは、悟りを求めます。悟りとは、自分の存在の真の在り方に気づくことです。それは連続的に訪れる段階的な気付きであり、少しずつ深まっていきます。最初は一瞬の閃きのようなヴィジョンによってのみ、それを意識に捉えることができますが、だんだんと日常的な意識の中にその閃きが融合し、定着していきます。しかし最初はそれが何なのか何もわかりません。どれだけ言葉で説明されてもわかりません。なぜなら『自分の真の在り方』は自分の心によって直接的に認識され体験されるものなので、それを知るには、とにかく直接的に体験する以外の方法はないのです。

ですがありがたいことに、真の自分は何なのかを知ること、つまり悟ることは、その体験を求めることでいずれ得ることができます。今日のメタトロワークは、そのような『求め』の実践です。少しでも『悟り』というものに興味があるかたは気軽に試してみてください。

参考音楽

Infected mushroom -illuminaughty

瞑想手順

  • 目の前に透明なバレーボール大のメタトロボールを想像し、深呼吸してリラックスしながらしばらくそれを眺める。
  • メタトロボールの中に自分の脳が入っているのを想像する。
    • (映像イメージを想像するのが苦手な方は雰囲気を感じるだけでOK!)
  • メタトロボールに上方から降り注ぐ啓発の光が流れ込んでいくのを想像する。(以下、イメージ図)shutterstock_218881627
  • 好きなタイミングで以下のアファメーションを唱える。
    • 「今、私は悟りを求めます」
      • このアファメーションと同時に、目の前のメタトロボールが拡大し、自分の全身を包む。そのボールの中に、悟りをもたらす光のエネルギーが上方から流れ込んでくるのを感じる。
  • 好きなだけ瞑想を続け、自分のタイミングで日常に戻る。

解説

今回の記事に使った参考音楽のCDジャケット画像が若干怖いのですが、気にしないでください。私的にこの音楽がすごい好きで、しかも『Illuminate me time is now(私を悟らせてください。時は今です!)』という歌詞のある曲で、その内容が本瞑想にピッタリだと思ったので参考音楽としました。私が『奇跡のコース』という悟り用ワークブックを一年がかりでやっていたころ、iPhone3Gでよく聴いていた曲です。懐かしいなー。