岬を召喚する方法」に引き続き、今回の記事でも岬を引き寄せるための具体的なワークを書いていく。

(岬引き寄せワークにはこの誘導瞑想も大いに効果的であると思われますので、岬引き寄せ志願者の皆様にはおすすめです)

ワーク1.岬と自分のコミュニケーションを想像する

岬というキャラクターが自分の家にピンポーンとやってきて、いろいろあった末に、岬と自分が仲良くなったという状況を、まずはゆっくりと、時間をかけて想像して欲しい。その際、注意すべきは、「佐藤」と「岬」のドラマを想像するのではなく、「あなた」と岬が仲良くなるイメージを想像するということだ。なぜならこのワークで作りたい現実の主人公は「あなた」だからである。

また、あなたは三次元存在であるがゆえに、あなたと想像の中でコミュニケーションする岬的存在は、必然的に三次元的雰囲気を帯び始めるであろう。

つまり、あなたと、三次元的雰囲気を持った岬的人物とが理想的なコミュニケーションをしているイメージを、ゆっくりと時間をかけて想像して欲しい。そしてできるだけ、そのイメージが現実化したときに、あなたが感じるであろう、様々な良い感覚を心の中で味わって欲しい。

人は心の中で想像したものを現実化する力を持っている。だから、あくまで、自分が創造したい、理想的な人物との理想的なコミュニケーションを想像してみよう。また、その想像の中で、「岬」なる人物は、おそらくあなたに合わせてその性質や性格を変えていくはずである。自由に想像を羽ばたかせて、あなたにとってもっとも望ましい岬を想像しよう。

ワーク2.自分が得たいものの本質を探る

次は、ワーク1で想像した状況が現実化することによって、自分の生活の中に新たに生じるであろう、ポジティブな精神的感覚や性質を、ノートに箇条書きしてみよう。

たとえば、今、誰かが新しいパソコンを欲しがっているとする。そのとき、人がそのパソコンに求めているものの本質は、人によって全く違う。それは早さであることもあれば、安さであることもあるあれば、外見の格好良さであることもある。自分が求めているものの本質を知ってこそ、それを的確に引き寄せることができるようになる。

岬と自分がコミュニケーションしているイメージを想像しながら、『この状況を持つことによって、自分はどのような感覚を得ようとしているのだろうか?』と自問し、思いついた答えをノートに箇条書きにしていこう。

以下は一例である。

  • 楽しさ
  • ときめき感
  • 何か面白いことが起きそうなワクワク感
  • 嬉しさ

ワークその3.アクション

次に、ワーク2で箇条書した各項目それぞれについて、その感覚や性質を得ることができると思われる何かの行動を、今の自分に実行可能な範囲で書き出して欲しい。

注意としては、これは何も大々的な、特殊なアクションである必要はない。ほんの小さな行動でOKである。

ただし、過去には楽しさを得ることができたが、現在では惰性的な行動になっていること(たとえばもう飽きているテレビゲーム等)は除外すべきである。たとえ小さな行動であっても、意識的に行う必要がある、自分にとって少し新奇でフレッシュな行動であることが望ましい。

以下は一例である。

 

  • 楽しさ
    • 駅前の電車の模型店に行って、小さな模型を買ってみる。
  • ときめき感
    • 駅ビルの二階にある喫茶店の窓から、眼下の通りを歩く綺麗な人を見つめ、ドキドキ感とトキメキ感を感じてみる。
  • 何か面白いことが起きそうなワクワク感
    • FacebookやTwitterなどで、好きなアーティストや有名人に、ちょっとしたメッセージを送ってみる。
  • 嬉しさ
    • 自分のために綺麗な花を買って部屋に飾ってみる。

そして、ここで書き出した行動をいくつか、実際に行動に移してみる。

この岬引き寄せアクションを週に一度ほど行い、それを続けることで、精神の中に、岬を引き寄せるための各種の性質が蓄積されていく。その際のアクションは惰性に陥らないよう、常に新たなアクションを、ワーク1や2を行って考え出していくといいだろう。

まとめ

ポイントは、「岬と仲良くなる」という状況によって、自分は何を得たいと思っているのか、その本質を探るということだ。そして、それが「楽しさ」であれば、その感覚を得られるかもしれない何かの具体的行動を起こしてみるということだ。

想像→得たいものの本質の特定→本質を得るための実行可能な行動の実行→想像

こういったワークをループ状に繰り返していくことで、岬と会って仲良くなるその前に、岬と会って仲良くなったあとに得られるはずだった感覚が、少しずつ生活の中に浸透していく。つまり、岬が来る以前に、岬が来たあとと同じような感覚が自分の生活の中に生じてくる。

そうすると、「岬のような人物と仲良くなることは、あり得ることのような気がする」という意識が、潜在意識のレベルで生じ始める。岬のような存在と、何らかのきっかけで会い、コミュニケーションを育むという出来事は、十分にありえることのように感じられてくる。

そうするとそれは実際に生じ始める。

「絶対に起こらないだろうな」と潜在意識レベルで思っている物事は、確かになかなか起こらない。

だがその場合は、意志の力によって、自分の心の構造を、潜在意識レベルで書き換えることができる。

それによって、それまで「このような出来事は自分の人生には絶対に起こらないだろうな」と思っていたことを、「もしかしたら起るんじゃないか」へと、そしてさらに「そろそろ起こりそうな気がする」というレベルにまで書き変えていくことができる。

自分の人生に起ることはすべて自分の潜在意識が作っている。

だからそれを意志の力で変えることで、自分が求める現実を創造することができるのである。

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