前回の現代瞑想研究会(以下、文字数節約のため、げんめけんと記す)では、サネヤ・ロウマンの『クリエイティング・マネー』という本に書かれている瞑想をしました。
どんな瞑想をやったのかというと、本のタイトル通り、『お金を生み出す』ための瞑想です。
なぜ瞑想でお金が生み出されるのか?
ていうか、瞑想というのは、目を閉じて、ぼーっとして、何も考えない無の状態になることを目指すものなのではないか?
などなどという疑問をもたれる方もおられるでしょう。
そう言った疑問にひとつひとつ、出来れば誰もが納得するように答えていきたい。
だが、ちょっとめんどくさい。
だから、事実のみを書いてみることにする。
・瞑想でお金を作ることは可能である。
・心を無にする以外にも多種多様な瞑想の方法があり、多種多様な瞑想の目的がある。
ところで、瞑想でお金を作ろうとする試みは、瞑想というものを使って得ようとするものの中では、『成長』や『心の平和』などというものに比べて、なんとなく不純な、どちらかと言えばオマケのような、わき道にあるもののように感じられるかもしれない。
だが、実は『瞑想でお金を生もう』とする行動は、自分の心のパワーを成長させようとする者にとって、きわめて重要な、むしろ真っ先にやるべきことのように私には思われる。
なぜなら、瞑想という行動の、ひとつの大目標が、『心の力によって物質の束縛を乗り越える』ということだからである。そして物質の束縛なるものをもっともシンプルに実生活の中で我々に感じさせるシンボルこそがお金である。お金があれば物質に対してある程度の支配力を得ることが出来、お金がなければその逆の状態になってしまう、というルールが今現在のこの世界において流行しており、そのルールに付随して様々な感情のドラマが繰り広げられている。
この領域を、心の力で乗り越えたい。
しかも無条件の愛の力によって乗り越えたい。
一番、世知辛そうなもの、リアルっぽい恐怖や不安や、さまざまな鮮やかな苦痛を生じさせがちな、お金に関する領域を、ふわっとした愛と光の力で乗り越えたい。
そして、それは実は可能であり、そのための具体的な方法が書かれている本なども多数、出版されている。
そのような本の中でも私が知っている中でもっとも優れているものの一つがこの『クリエイティング・マネー』という本である、というわけである。
前回のげんめけんでは、この本に書かれている瞑想を実践した。具体的には以下のような瞑想を行った。
・リラックスするための瞑想。リラックスすることで、心の力はオープンになる。そのための瞑想。
・自分が欲しいものをありありとイメージするための、イメージ力を高める瞑想。
・実際に、欲しいものを、心の力を使ってダイレクトに引き寄せる瞑想。
こういった瞑想は、何か変な感じがするだろうか?
しかしこれは、何かを生み出そうとするとき、誰もが心の中で、意識的に、あるいは無意識的に行っていることなのである。たいていはこのような心の使い方を、無意識の領域で行っている。これは、そこで行われていることを、意識的に行うための練習なのである。欲しいものは、レーザー光線のような、集中した意識によって現実化される。プラス、いわゆる愛の力こそが、もっとも強い創造力を持っているので、そういったものも使っていきたい。
お金に限らない。
何でも、創り出されるものは、すべてこのような心の力によって生み出される。心の力が分散しているとき、欲しいものは、なかなか生まれないか、あるいは生まれてくるのにとても時間がかかる。愛に溢れ、なおかつ集中しているときはその逆に、とてもいいものがスピーディに創造される。
欲しいものを創造する能力。欲しいものを自分の人生に、あるいは世界に生じさせる能力、それは先天的な能力でもあるが、なんでもそうであるように、後天的に学習して伸ばすこともできる。
創造能力を伸ばすための様々な練習方法は瞑想以外にも沢山あるはずだ。
しかし瞑想という方法は、もっとも効率良く創造能力を伸ばすとともに、それが発揮されるのを邪魔している心の中の障害を取り除く、きわめて有用な活動であると私は感じている。
というわけで、前回のげんめけんでは、ひたすらクリエイティング・マネーに書かれている瞑想を行いました。
次回のげんめけんでは、何をするかというと、また『クリエイティング・マネー』をやろうと思います。具体的には以下のようなことをやる予定です。
・前回の瞑想の復習。欲しいものを引き寄せる瞑想(前回の参加者様は、前回の瞑想をより深く修得することができ、今回からの参加者様も、クリエイティング・マネーの基礎部分を実践し、学ぶことができます)
・前回やったことの続き。ライフワークを引き寄せる瞑想などなど。(前回参加者様も新規参加者様も楽しめるよう構成する予定です)
・もしかしたらオリジナル瞑想もやるかもしれません。
今のところはこんな感じのことを予定しています。
ぜひ参加してね!
(参加お申し込みはこちらからどうぞ)